さぁ、春は新番組がぞくぞくと出てきますね♪
その中でも注目度が高いのがドラマ。
日テレでは、4月11日(水)夜10時スタートの、
『正義のセ』
が始まりますね!
主演は吉高由里子さん♪
今回は新米検事を演じます。
そして、吉高由里子さん演じる検事の担当事務官を安田顕さんが演じるのですが、検事と事務官の仕事って意外とよく理解していなかったりします。
今回は検事と事務官とはどんなお仕事なのか。
さらに、どのようにしてこの職業に就くのかを調べていきたいと思います。
『正義のセ』吉高由里子演じる検事と事務官ってどんなお仕事?
検事とは
ざっくり言いますと、法律に違反した人を取り調べ、起訴するかどうかの判断を下し、事件についての立証を行う仕事です。
検事というのは『検察官』の中の役職名の1つであり、
検事総長
次長検事
検事長
検事
副検事
の5つになります。
検事を含め、これら検察官とは、法務省に所属する国家公務員なんですね。
最高検察庁は最高裁判所に対応する検察庁であり、東京に1箇所のみです。
検事総長はこの最高検察庁の長であり、庁務を掌理し、かつ全ての検察庁の職員を指揮監督します。
高等検察庁は、
東京高等検察庁
大阪高等検察庁
名古屋高等検察庁
広島高等検察庁
福岡高等検察庁
仙台高等検察庁
札幌高等検察庁
高松高等検察庁
と、全国に8庁あります。
検事総長、次長検事、検事長は最高検察庁、高等検察庁の長または補佐であり、検事を含めた検察庁の職員を指揮します。
最高検察庁は1庁のみ。そして高等検察庁は全国で8庁。
ということで、ほとんどの職員は検事や副検事となります。
事務官とは
検察事務官とは検察庁に勤務する国家公務員です。
捜査公判部門
検務部門
事務局部門
と大きく3つに分けることが出来ます。
基本的には検事(検察官)の補佐役になります。
配属された部署によって業務は異なりますが、検事と二人三脚で捜査にあたったり、裁判で確定した懲役刑などの執行手続を行ったり、総務や会計などの事務業務などがあります。
なるにはどうしたら良いの?
検察官になるには?
法科大学院を修了し、司法試験に合格したあと、司法修習を修了時に検事への任官試験を受け採用されるというのが一般的。
法科大学院に入学するためには、大学院によって科目は異なるものの、適性検査・自己評価書を提出した上で、試験として小論文、面接などがあります。
司法試験を受験するためには基本的に、法科大学院の卒業が求められるので、大学・法科大学院への進学は必須です。
事務官になるには?
実は検察事務官になるには、特別な資格はありません。
ですが、国家公務員試験に合格する必要があります。
そして国家公務員採用一般試験を合格し、各検察庁で面接などをクリアした人が検察事務官の仕事に就く事ができます。
大学・大学院において、出身学部や学科は問われませんが、試験科目的な問題や就職してからのことを考えると、法学部への進学が若干有利とも言えます。
検察事務官になったあと、3年以上副検事の職に就き、その後試験に合格すると検察官に慣れる場合もあるそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おかたい職業のことは意外とドラマから知ることも多く、そこから憧れて目指すという若い方もきっといらっしゃるはず。
まず今回は簡単ではありますが、検事と事務官についてまとめさせていただきました♪
吉高由里子さんが検事を演じることがまず意外ですが、安田顕さんとのやりとりがどんな風なのか、楽しみです!
『正義のセ』今から楽しみですね!