寒い季節になってきました!
冬といえば「風邪」に気をつけなければいけませんね。
みなさんは、ノロウイルスに感染したことはありますか??
感染力が強く、学校や保育園・幼稚園で集団感染を引き起こすこともあるウイルスですね。
具体的にどんな症状があるのか?いつまでがピークなのか?潜伏期間やお子さんの予防方法などもあわせてお伝えしていこうと思います。
ノロウイルスの症状と潜伏期間は?
ノロウイルスの症状は?
ノロウイルスと聞くと、主にお腹の症状を思い出しますね。
具体的には、
吐き気
嘔吐
下痢
腹痛
微熱
になります。
または、発症しても症状が出ない、軽い風邪症状のような場合もあるそうです。
症状が1・2日続いて治り、後遺症も特にはありませんが、これは健康な方の場合。
お子さんやお年寄りは注意が必要ですね。
嘔吐物を気道に詰まらせてしまったり、重症化してしまったりすることもあります。
お子さんは下痢や嘔吐を繰り返していると脱水症状に陥りやすくなりますから、吐き気が少し治まったところで白湯・お茶・イオン水・経口補水液などでこまめに水分補給させるようにしましょう。
潜伏期間は?
ノロウイルスは感染してすぐに症状が現れるわけではありません。
潜伏期間(感染から発症までの期間)は24~48時間(1~2日)です。
ノロウイルスいつまでがピーク?

ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は年間通して発生しますが、特に冬が流行します。
1年間に発生したノロウイルスによる食中毒の約7割が冬期に発生しているそうです。
日本では毎年11月頃から流行り始め、12月から1月頃に感染のピークを迎えます。
ノロウイルスの感染源が牡蠣などの二枚貝のため、これらの貝類を生で食べる機会が冬に増えてくることからと考えられています。
子供の予防方法は?
お子さんは保育園・幼稚園や学校など、集団でいる機会が多いので、集団感染のリスクが高いですよね。
予防できることはなるべくしてあげたいものです。
では、どんな予防方法があるでしょうか?
◎危険な食品はしっかり火を通す
◎手洗い
◎健康管理
先程も少し触れましたが、ノロウイルスの感染源は牡蠣などの二枚貝です。
しかし、その貝の中心部の温度が90℃で、90秒以上の加熱で処理ができるそうです。
また、汚染された調理台や調理器具が原因になるので、熱湯処理または次亜塩素酸などでの消毒が必要になってきます。
そして、手洗い。
お子さんは保育園・幼稚園や学校などでの活動中、または遊んでいる時もいろんなものに触れています。
小さなお子さんですと、その手で無意識に口にも触れているかもしれません。
帰宅時は必ず手洗いを徹底させましょう。
手の洗い方も、手の平・手の甲はもちろんですが、指先、指の間や付け根、手首あたりまで丁寧に洗います。
外出時も可能であればこまめに手洗いをすると良いでしょう。
除菌ティッシュやアルコール清浄剤を携帯するのも良いですね♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一度なると「ノロウイルスにかかるとこんなに辛いのかぁ(泣)」としみじみ感じてしまう感染症です^^;
一応私はインフルもノロも経験者ですが、個人的な意見として正直、
ノロウイルスはインフルエンザよりも辛い
と思います(泣)
というかですね、下痢と嘔吐のダブルって、切なくなりますよ~(汗)
インフルエンザは高熱でただただグッタリなんですが、ノロウイルスはとにかくトイレとの往復で落ち着けないので・・・。
みなさんにはできるだけそうなってほしくはありませんので、お役に立てたら幸いです^^;