お笑いコンビ、さらば青春の光のメンバーである、
森田哲矢さん
が、サンドイッチマンの
富澤たけしさん
の勧めで始めたスポーツ競技、
モルック
で日本代表として8月にフランスで行われる世界大会に出場することで話題になっています。
「モルック?」
多くの人はそう思うでしょうね^^;
私も知ったのは、「さらば~」の森田さんがきっかけでした。それくらいまだまだ知名度としては低いですよね。
今回はスポーツのモルックについて、どんなルールなのか?そして、日本国内ではどこでできるのかを調べてみました♪
【モルック】フィンランド発祥のスポーツでどんなルールなの?
モルックはフィンランド発祥のスポーツです。
「さらば~の森田さん、そんなオシャレなスポーツしてたんか!」と、ちょっと驚きですが、しっかり選手として頑張ってらっしゃるようですよ。
モルックについて
さて、モルックについてですが、
フィンランドはカレリア地方の伝統的なkyykkaというゲームを元に開発されたスポーツ。それがモルックです。
引用元:日本モルック協会
ということですが、カレリアの場所ですが、
フィンランド南東部からロシアの北西部にかけて広がる森林と湖沼の多い地方の名前になります。
フィンランドとロシアにまたがって広がっているわけですが、フィンランド側ということになるのだと思います。
モルックで使用する道具
モルック
このモルックを木のピンに向かって投げます。基本的には下手投げでみなさん投げられるようです。
その木のピンというのは次にご説明するものです。
スキットル
先程のモルックを投げて当てるのが、この木製のスキットル。
木製というところがフィンランドらしくてどことなくオシャレ!
モルッカーリ
足元に置いて、モルックを投げる位置を示すためのもの。
なくても良いらしいですけど、おしゃれなんで、私としては置いておいてほしいなぁ^^;
モルックのルール
先程の道具を使って、どんなルールでゲームを行っていくのでしょうか?
配置
【1】モルックを投げる地点にモルッカーリを置きます。
【2】モルッカーリから3~4m離れた地点にスキットルを並べます。ちなみに、JMA(日本モルック協会)主催のゲームでは3.5m基準になります。
⑦⑨⑧
⑤⑪⑫⑥
③⑩④
①②
スキットルは上記のような配置ですが、実際にはもう少し密着させた感じになります(画像なくてごめんなさい^^;)。
ゲーム開始時はこのような配置となります。
ちなみに、モルックを投げる際に、モルッカーリに触れたり、踏み越えることがあると、ファウルになり0点となります。
得点
【1】2チーム以上での対戦となりますので、投げる順番を決め、順にモルックを投げてスキットルを倒していきます。
【2】複数本のスキットルが倒れた場合は、倒れた本数が得点となります。例えば、
2本倒れた=2点
4本倒れた=4点
といった感じ。
【3】1本だけ倒れた場合は、倒したスキットルに欠かれている数字が点数となります。例えば、
「3」と書かれたスキットル1本だけ倒れた=3点
「10」と書かれたスキットル1本だけ倒れた=10点
となります。
【4】②と③の方法で得点を重ね、先に50点先取した方が勝ちとなります。
ゲームの流れ
モルックを投げ、スキットルを倒していくわけですが、スキットルは倒されたその位置で再び立てられます。
スキットルは倒されながら、位置もどんどん周りへ広がっていくために、ゲームが進むにつれて倒すのも難しくなっていきます。
そして、
◎スキットルが完全に倒れていない状態(完全に地面についていない状態。例えば他のスキットルに重なって倒れているなど)
◎50点を超えてしまった場合、25点へ減点となり、再び25点からのゲーム継続となります。
◎3回ミスが続いた時(3回連続でスキットルを倒せなかった場合は0点とし、失格になります)
これらに気をつけながら、ゲームを進めていきます。
【モルック】日本国内ではどこでできるの?
日本国内ではマイナーなスポーツという印象がまだ拭えないですが、それでも全国でモルックを楽しんでいらっしゃる方はいます!
日本国内のどこでできるのか?それは、
日本モルック協会
の公式サイトの方でチェックできます♪
全国モルックマップはこちら☆
さいごに
いかがでしたでしょうか?
フィンランド発祥のスポーツ、モルックについて調べてみました。
フィンランドとだけあって、使用する道具が木製で、温かみがあり、どんな年齢の人にも受け入れられそうなスポーツだなと感じました。
道具もモルックとスキットル、モルッカーリの3点だけになるので、屋外だけでなく自宅でも楽しめますよね。
お休みの日の公園といったら、バトミントンやボールで遊ぶイメージですが、これからは「公園でモルックしよう!」なんて風景が当たり前になってくるのかも♪