ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ、「キンプリ」こと
King & Prince
残念ながらメンバーの一人、
岩橋玄樹さん
は、2018年の11月初旬から休養していますよね。
パニック障害
という病名で休養をしているわけですが、一体どんな病気なのでしょうか?
休養から半年以上経過している現在ですが、復帰時期はいつごろなのでしょうか?
キンプリ岩橋玄樹が陥ったパニック障害とはどんな病気?
いまさらですが、キンプリ岩橋玄樹さんが陥った
パニック障害
とは一体どんな病気なのでしょうか?
突然、なんのきっかけもなく動悸、呼吸困難、吐き気などのパニック発作が起こり、これが何度も繰り返される病気で、 100人に1人が罹患するとされる頻度の多い病気です。
引用元:公益社団法人 富山県医師会
健康な人がある日突然このような症状が繰り返されることになると、非常に怖いですよね。
これらの症状があっても、検査をしても特に異常も見つからないわけですから。
パニック障害には、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」の3つがあるそう。
パニック発作
特に原因もなく急に動悸や発汗、呼吸困難、ふらつき、吐き気、冷感などの身体症状が出現し、それが何回も繰り返されます。
発作は5~20分で治まりますが、身体的な検査では異常は見つからないようです。
予期不安
先程のパニック発作を繰り返しているうち、「またあの不安が襲ってくるかもしれない」という不安感が常につきまとうようになる症状をいいます。
パニック発作が改善されても、この予期不安の症状が残ることもあるようです。
広場恐怖
これまで繰り返しパニック発作を起こした人が、以前発作を起こした場所、発作を起こした時にすぐ助けを得られないような場所を恐れることです。
これらのことを恐れることで、次第にそういった場所や状況を避けるようになり、一人で外出ができなくなったりするので、社会生活に支障が出ます。
キンプリ岩橋玄樹のパニック障害からの復帰時期は?
2018年11月初旬から休養をしている岩橋玄樹さんの、パニック障害からの復帰時期はいつごろになりそうなのでしょうか?
病状の回復までの期間というものは人によるところだと思いますが、パニック障害の治療の流れとして、
急性期治療(約3ヶ月)
安定化・継続期治療(維持療法期・約2年間)
治療集結期(約数週~数ヶ月)
といった流れで、この3つの時期によって治療戦略も変わってきます。
急性期治療
治療を始めた急性期には、服薬によってパニック発作を極力防止し、コントロールすることです。
心理的療法よりも、薬物療法に重点が置かれます。
安定化・継続期治療
パニック発作を改善したら、次に予期不安や、広場恐怖のような回避行動が治療の主な目的となります。
急性期の主となる薬物療法とともに、認知行動療法も開始されます。
一部では、軽いパニック発作が起こる人もおり、薬物の調整によって発作の完全消失を狙います。
治療終結期
治療の終盤である治療終結期には、心と体の回復の具合をみながら、徐々に薬を減らし治療の終結を狙います。
当たり前ですが、主治医のアドバイスをちゃんと守り、薬を急にやめないことです。
急な休薬は発作を再発させてしまうからです。
例えばですが、それぞれ3つの期間の最長を合計しても2年と3ヶ月以上は回復までにかかる時間といえますが、パニック障害は慢性疾患であり、経過もその人によって波があります。
先程の挙げた治療期間もあくまで目安ですので、一時的な症状の変動などに一喜一憂しないことも大事ですね。
キンプリ岩橋玄樹パニック障害について・さいごに
いかがでしたでしょうか?
岩橋玄樹さんがパニック障害になったことで、この病名についても気になる方も多かったのではないでしょうか?
ファンとしては早い復帰を願う一方で、やはり元気な岩橋さんに会いたいという気持ちも大きいでしょうから、完治するまで無理しないでほしいところですね。
慢性疾患ということで、長い目で見ていかなくてはいけないでしょう。