毎年夏に悩まされる蚊!
蚊対策に蚊取り線香をはじめ、スプレー式、電気式・・・今や色んなタイプの蚊よけグッズがありますよね~。
ちなみに我が家は蚊取り線香派ですが、ひとつ心配な事があるんです。それが、
ペットです。
ペットへの影響がどうなのかが気になるのです。
今回は、蚊取り線香のペットへの影響と、効果的な蚊取り線香の置き場所や使い方までお伝えしていきたいと思います♪
蚊取り線香のペットへの影響は?
蚊に刺されたくないのは人間もそうですが、大切なペットの事も心配ですよね。
しかし、蚊取り線香のペットへの影響というのはどれくらいのものなんでしょう?
まず最初に結論から述べると、哺乳類や鳥類には大丈夫なのだそうです。
蚊取り線香にはピレスロイドという殺虫成分が含まれているのですが、除虫菊という花から発見されたピレトリンに似た化合物なのです。
ちなみに除虫菊って、こんな感じの可愛らしいお花なんですよ♪
可憐な可愛い花ですよね!
実はこの除虫菊(シロバナムシヨケギク)、明治19年にあの殺虫剤製品などの大手メーカー「キンチョー」の初代社長・上山英一郎によって、アメリカから日本に伝えられました。
この除虫菊からとれるピレスロイドは、恒温動物の体内に入ったとしても、速やかに尿などと一緒に体外に排出されるんです。
ということで、人間や犬や猫、鳥類などのペットには問題はないんですね。
ただ、やはり「虫除け」というからには、昆虫には毒性が強いです。他にも金魚等の魚類にとっても毒性は強いですから、ご自宅で昆虫や魚類を飼育している方は確実に使用を止めた方が良いです!
本当に気をつけてくださいね!
置き場所・使い方の注意点は?
哺乳類や鳥類には心配がないとはいえ、ピレスロイドを含む蚊取り線香の煙を吸うことで、アレルギー反応を起こしてしまう人も少なからずいます。
哺乳類である人間でこうなるのですから、やはり他の動物にも配慮はしてあげたいものです。
犬であれば置き場所を考えてあげればさほど問題はないかもしれませんが、猫の場合、机の上だろうが棚の上だろうがどこへでも行ってしまうので、まずは蚊取り線香を使うべきかどうかをしっかり考えるところから始まります。
火を使いますので、まずは安全の確保です!
それから、ペットの近くには置かず、離れた部屋等に設置すること。ケージなどの近くなどでは、蚊取り線香の煙を直に吸い込んでしまうため、良いとは思えません。
あと、換気の良い場所であること。
人間の何倍も鼻の効く猫や犬へは蚊取り線香の香りがキツいとかわいそうです。窓を締め切った状態でモクモクと蚊取り線香を焚いたりしないよう気をつけてあげたいですね。
いかがでしたでしょうか?
夏を感じる蚊取り線香の香り。
私たち人間にとってはとても良い香りなのですが、言葉の通じないペットたちにしてみれば、それが良いものなのかどうかはわかりません。
哺乳類と鳥類には影響ないとはいえ、蚊取り線香を使用するにあたっては、優先的にペットたちの体調を考えてあげるべきですね^_^