フジテレビの春の新ドラマ、
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
が、4月23日から毎週日曜、夜9時からスタートですね♪初回は15分拡大です^_^
観月ありささんの演じる「標本士」という職業が非常に気になりますね。聞いたこともなければ、自分の周りにもそのような人はいません。
今回はその「標本士」という職業がどんなお仕事で、どんな資格があるのか、色々と調べていきたいと思います♪
標本士とは?
「標本」というと、生物や鉱物などを研究材料とするために、適切な処理をして保存できるようにしたものの事を言います。
標本の種類としては、骨格、剥製、昆虫、植物、地質などがあります。
標本は普段あまり目にすることはありませんが、博物館で見ることができますよね♪こういった標本となる素材の特性と、展示や研究の目的に応じて適切な処理を施していなければ、長期的な保存もできないし、展示や研究にも役に立たないわけです^^;
しかし、「標本士」という職業自体は日本にはまだないそうですよ!
通常は博物館に勤め、標本などを扱う仕事としては、博物館法で定められた国家資格の学芸員があります。学芸員とは、博物館などの文化施設で資料の収集や保管、調査研究など幅広い業務を行う専門職員の方々を指しますね。
標本士の仕事の分野としては、3つあります。
生物学標本士、地学標本士、医学標本士、となります。
生物学標本士
主に動植物の標本作製をします。
アルコールやホルマリン漬けのような保存液に漬けた「液浸標本」、昆虫や剥製標本のような「乾燥標本」があります。
地学標本士
鉱物、岩石などの「薄片標本」、化石のクリーニング、型取り、展示用の模型作りなどをします。さらに、発掘作業のように現場にも出向きます。
素人な発言で申し訳ないですが、化石のクリーニングってなんかワクワクしますね!
医学標本士
解剖学、病理学、法医学の分野で活躍し、病院や研究所などで働いています。臓器や遺体全体を保存するそうです(えっ?!)
液浸標本や医学教育用標本、解剖学的・病理学的な研究に用いる保存法や、臓器・神経・血管標本などがあります。
標本士の資格はあるの?
先程も触れたように、日本では自然素材を標本化する標本士という仕事を専門的に行っているような方を指す言葉がないそうです。
・・・ということは、これに関する資格も今現在は、日本では存在しません(泣)
しかし驚くことに、ドイツでは世界で唯一、標本士の専門学校があるそうです!さすがですねぇ♪
ヨーロッパの博物館では、自然の面白さを伝える魅力的な人材として、標本士は活躍しているそうです。標本士は博物館になくてはならない存在なんですねぇ。
いかがでしたでしょうか?
今現在は標本士という職業も求人もありませんので、標本に携わりたいのであれば、博物館の研究員を目指すのが良いかと思います。
日本では馴染みのない「標本士」という職業ですが、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」で、少なからず注目を浴びることになろうかと思います^_^