夏の体は意外にも冷えています。
自然と冷たい食べ物や飲み物に手が伸び、エアコンの効いた室内で過ごしていれば、冷え対策をしていない限り、いくら真夏でも体が冷えるのは当然です。
「がっつり汗をかいた日はシャワーで十分♪」
なんて考えで、夏は湯船に浸からず、シャワーだけで済ます人も多いかと思います。
しかし、夏だからこそ湯船に浸かり、その日の疲れを取り、翌日に備えるということが必要なのではないでしょうか?
今回は「夏こそお風呂に入るべき!」というテーマで、夏のお風呂は何度がちょうどいい温度なのか?さらに、ちょうどいい温度であることの効果も調べていこうと思います^_^
お風呂のちょうどいい温度は何度?
人によってお風呂のお湯の温度の好みは違いますよね。
ぬるめでなが~く浸かるのが好きな人
熱めでササッと短時間浸かるのが好きな人
と、まぁ色々です。
じゃあ、熱いお風呂とぬるめのお風呂。ちょうどいい温度ってどれくらいなんでしょうか?
巷では色んな入浴法が紹介されていたりしますが、実は
温度によって得られる効果が違う
のです!
ご自身が期待する効果によって変わってくるので、「一番適切な温度はこれ」という話ではないのです。
「『得られる効果』なんて気にしていない。お風呂は気持ちいいから入るんだ!」
という方は、ご自身の好みの温度で入浴を楽しんでいただければ良いと思いますが、好みの温度にはどんな効果があるのかくらいは知っておいて損はないでしょう。
お風呂の効果は?夏こそ湯船に浸かろう♪
では温度別のお風呂の効果ってどんなものがあるのでしょうか?
42℃以上
42℃以上のお湯に浸かると、交感神経に働きかけるために、やる気の起こらない時におすすめです。
また、新陳代謝も促され、老廃物や疲労物質の排出がさかんに行われるために、疲労回復に繋がります。
さらに、覚醒作用もあるため、けだるい朝にはシャワーや足湯もおすすめです。
41℃
多くの人が心地よさを感じる「41℃」という水温。
筋肉の緊張や疲れをほぐしてくれ、全身浴に適した温度でもありますね。
またこの温度でゆっくり浸かると、冷え性対策にも効果的です。
38~39℃
熱めのお風呂好きな人にとっては「ぬるい」と感じるかもしれませんが、体に負担が少なく、副交感神経に作用するため、リラックス効果が期待できます。
寝る前にこの温度で入浴することで、質の良い睡眠を得ることができるそうで、寝付きが悪いとか、朝と来た時にだるさを感じる場合には有効的だと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
私はだいたい40℃くらいの温度でゆっくり浸かっていることが多いですが、体を温めるということは非常に大事です。
たとえ暑い夏でも、エアコンや冷たい食べ物や飲み物で意外と体は冷え切っているので、浴槽に浸かって日々の疲労を解消していくのがいいでしょう。
ご自身の好みの温度がどんな効果があるのか。また、得たい効果が何度くらいなのかを把握しておくと、入浴タイムがさらに楽しいものになっていくと思います。