七五三を迎えるお子さんをお持ちの親御さんが忙しくなる時期です。
お子さんの着物にヘアスタイル、メイクなどを決めるのに大慌てになっていらっしゃるかと思います。
しかし、七五三ではこれを忘れてはいけません。
神社におさめるための、
初穂料
というもの。
しかし、金額の相場もわからなければ、兄弟二人以上で七五三を迎える場合は金額も倍になるのか・・・しかものし袋の書き方もいまいちよくわかっていない。
そういう方は多いと思います(汗)
ムリはありません、一生に何回もあることではないんですから^^;
そういうことで今回は、七五三での初穂料!
金額の相場や、兄弟・姉妹の二人以上の場合の金額。さらに、のし袋の書き方なども調べていきたいと思います♪
初穂料とはどんなもの?
「初穂料」とは具体的にどんな意味を持つことなのか、調べてみました。
「初穂」とは、その年に初めて収穫されたお米を指します。
古来の日本では、その初穂は神前にお供えして、収穫と豊作を神様に感謝する習慣がありました。
お米に限らず農作物や魚類にもそれは広がって、「初物」としてお供えされました。
初穂料とは、初穂や初物の代わりにお供えする金額ということになります。
貨幣が生活の軸になってからも、もともとの意味を尊重して「初穂料」という言葉が使われているんですね。
七五三の初穂料の金額・相場は?
初穂料の意味がわかったところで、七五三の初穂料の金額または相場って一体いくらくらいなんでしょうか?
七五三の初穂料の金額・相場は、
1人¥5,000~というのが多いそうですね。
だいたいの神社が「お気持ち程度で」とおっしゃることが多いですし、さらに神社や地域によって違うでしょうから、先ほどの¥5,000というのが完全な正解ではないと思います。
でも、最低でも¥5,000あれば間違いないというところでしょうね。
初穂料は兄弟・姉妹二人以上だと人数分?!
もし兄弟・姉妹など2人以上の場合は金額✕人数分になるのか?という疑問が出てくると思いますが、答えは、
人数分必要です!
仮に1人¥5,000で兄弟で2人ならば、¥10,000ということになります。
先ほどもお伝えしましたが、神社や地域で初穂料に違いがあるかもわかりませんから、一度神社に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。
あと、ホームページに記載がある場合もあるので、電話する前に一度調べておくと良いですね。
・・・兄弟割引とかあるといいですね^^;
のし袋の書き方は?
表書き編
まず表書きからご説明を♪
表書きの水引きよりも上の段には、
「御初穂料」
または、
「初穂料」
と書きます。
そして、水引きの下の段には、
祈祷をうけるお子さんのフルネームを書きます。
またこれは二人以上お子さんが七五三に出られる場合。
連名で書いておけばバッチリです♪
中袋編
のし袋の中にある中袋。
こちらにも記入すべきことがあります。
表には包んだお金の金額を。
この時、普段使わない漢字を書くことになるのですが・・・
●五千円・・・伍阡円
●一万円・・・壱萬円
●二万円・・・弐萬円
●三万円・・・参萬円
と、こんな感じですね。
一(壱)、二(弐)、三(参)、四、五(伍)、六、七、八、九、十(拾)、千(阡)、万(萬)
う~ん・・・難しいですが、頑張って書いてみましょうね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
七五三って意外とわからないことが多いですよね。
自分がお祝いしてもらった時も、両親は同じようにあたふたしながら準備してお祝いしてくれていたのかしら?なんて、今になってやっと親の苦労がわかった気がします^^;
でも、慣れないことは多いかもしれませんが、少し知識を得ておくと初穂料に関しては準備はカンペキですよ!
あとはお子さんの晴れ着やヘアスタイルをどうするかのほうが、もしかしたら大変かもしれませんよ(?!)
七五三の日はご家族で楽しくお祝いしてあげましょうね♪
そして、お子さんが七五三を迎えるご家族に、おめでとうございまーす\(^o^)/