歌舞伎役者の奥様方のことを

 

梨園の妻

 

と、言いますよね。

でも、なんで「梨園」なんでしょう?

 

今回は、歌舞伎役者さんの奥様である「梨園の妻」という呼び名について色々調べてみようと思います♪

 

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梨園の妻と呼ばれる理由や由来は?

この日本において「梨園」とは、歌舞伎界・歌舞伎俳優の社会を表す言葉ですね。

でもなんで「梨(なし)の園(その)」なんでしょう?

 

そもそもの由来は、中国は唐の時代に遡ります。

 

中国、唐の時代の宮廷音楽家の養成所だったんです。

唐の第9代皇帝の玄宗の時代に、芸人たちを梨の植えられた「梨園」という庭園に集め、音楽教習府と言われる施設で芸の腕を磨かせたことに始まりました^_^

 

そこで玄宗の嗜好する芸や音楽を、皇帝が直々に芸人たちに教えていました。

 

その芸人たちのことを「皇帝梨園弟子」と呼びます。

 

皇帝が直々に芸事を教えていたという非常に現実離れしていた中国唐時代の「梨園」。

時代を経て、日本の歌舞伎界(一般常識とはかけ離れた特殊な社会としての)にも当てはめて、「梨園」と呼ばれるようになったそうです。

確かに、400年ほどの歴史のある歌舞伎。

古くからのしきたりをずっと守りながらここまできていますから、現代に生きる私たちとはかけ離れた世界なのかもしれません。

 

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歌舞伎役者の妻の資質・役割とは?

歌舞伎役者さんに嫁いだ、梨園の妻と呼ばれる奥様たち。

400年の歴史と伝統を背負って、しきたり・格式を重んじていかなければならない厳しい世界のなかで梨園の妻たちにはどんな資質が求められ、どんな役割を果たしていくんでしょうか?

 

まず、ご贔屓先とのお付き合いがあります。

歌舞伎は一箇所で公演しているわけではないですよね。

日本全国で巡業しているわけで。その先々でご贔屓の方の顔やお名前を覚えなければいけないですよね。

劇場での気を使った挨拶に会話。公演中はロビーでお見送りしている映像なんかも見たことがあるのではないでしょうか?

 

あと、季節に応じた挨拶状、案内状、お礼状などを出したりすることも、梨園の妻の役割なんだそうです。

考えてもみてください、ご贔屓先だけでも何名いらっしゃるんでしょう!

全国で考えたら・・・あぁ~すごすぎるぅ^^;

私たちなら年賀状などは印刷ですみますが、こういうところはどうしているんでしょうかね?まさか手書き?

 

さらに数多い歌舞伎の演目や季節の行事を知っていなければいけないし、お茶やお花・着付けの作法は身につけていなければいけないし。

 

そしてやはり一番大きいところでは、

 

跡継ぎの男児を出産する

 

ということでしょうか。

養子をとる場合もありますが、やはり梨園の妻たちにとって男児を産んだかそうでないかは、非常にプレッシャーとなる部分だと思います。

 

はぁ~・・・ご贔屓先あっての歌舞伎役者とはいえ大変です^^;

 

最後に

6月22日、市川海老蔵さんの妻・小林麻央さんがお亡くなりになりました。

自身の病気や闘病生活をブログで綴りながら、同じ病気に苦しむ人達にも共感を呼びました。

あらためて、小林麻央さんのご冥福をお祈りいたします。

 

伝統を守り、厳しい歌舞伎の世界。

歌舞伎役者さんも注目ですが(ここのところ襲名披露ラッシュでしたし^_^)、役者さんだけでなく歌舞伎界を芯から支える梨園の妻・奥様方も一緒に注目し応援していきたいですね!

 

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